tomo ni yukashiki
散歩での収穫

年内最後の展示会を終え、次は来年2月、東京の展示会に向けての
準備に切り替えるまで、ちょっとだけの休憩…
気が付けば、今日はクリスマスかと、我に返るのですが、
世のイベント事にはついて行けていない私達(笑)

とにかく今日はお休みだ!と、
午前中はお天気もよかったので、久しぶりにお散歩に行きました。

この季節、お散歩に出ると、
つい拾ってしまうものの一つ、百日紅(サルスベリ)の実。
実と言っても、この時期に落ちているのは、種を出した後の殻の部分。
私は、なぜか美しく咲く花よりも、実や種子に心惹かれるのです。
この歳になって、改めて思う、
自然が生み出す造形の美しさ、なんて素晴らしいのかと…
フォルムや質感はもちろんのこと、生き残るための知恵。
子孫を増やすための、仕組みにも頭が下がる思いです。

特にサルスベリの実は、本当に可愛くて大好き。
櫺漫覆気か)と呼ばれるタイプの実で、熟成すると、
タテの割れ目に沿って開き、種が出てくる。
種を出した後も、それはまるでドライフラワーのよう。
ちょっとした、一輪挿しに挿したり、器に飾ったり、
壁に吊るしたり、この季節のプレゼントのラッピングに付けてみたり…

種は、カエデなどと同じ、翼がある。
ひらひらと舞い落ちて、風に乗れば、遠くまで運ばれる仕組み。
色んな知恵を持った、種子。
知れば知る程、面白いなと、つくづく思うのです。

そんなことを思いながら、年の瀬の慌ただしいこの時期に、
お散歩すると、心穏やかになっていいものです。
とはいいつつも、家に帰ると
あれもこれもしとかなきゃ!と我に返ってしまうのですが…

最後に、種に興味を持ちはじめて、出会った本。
気になる方は、続きをどうぞ。

 
その名も『種子たちの知恵』
多田多恵子さん著の本です。
残念ながら、サルスベリは載っていませんでしたが、
色々な植物の種子の形と、その形である意味、
どんな知恵で、種を運ぶのか…
そんな興味深い内容が書かれています。
しかも、写真がとてもキレイ。おススメの本の一冊です。
 
<ゆかしきモノ> 
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