tomo ni yukashiki
今年の我が家のツバメさん

今年も我が家にやって来てくれたツバメさん。

緊急事態宣言が出て、外出自粛を余儀なくされていた期間も、

私たちの心を癒してくれていました。

そんなツバメさん達も、先日、みんな無事に旅立って行きました。

 

今まで、毎年のようにツバメさんの巣作りから、

巣立ちまで見てきましたが、

今年のツバメさんたちは、何だか一味違って

思い入れが大きくなっていて、

嬉しさよりも、寂しさが…(涙)

 

そんなツバメさん達の写真を少し、続きにて。

 

 

今年、つがいのツバメさんがやって来たのは、

コロナの感染が拡大し始めた頃。

巣のメンテナンスをし、卵を産み、

卵を温め出したのは、緊急事態宣言が出た頃だったでしょうか。

なかなか雛が孵った様子がなく、少々心配していましたが、

ある日、巣から小さな頭が見えました。

今年は、3羽。

 

でも、今年の雛たちは、何だかとても静かで、

親が餌を運んできても、ピヤッと小さく鳴くだけ。

餌を食べたら、すぐに隠れます。

いつもの子達なら、僕にくれくれ〜と、ピヤピヤうるさい位に騒いでいたので。

何だかちょっぴり不安になりました。

 

それからも親鳥は、

毎日餌を採りに行っては帰ってくるの繰り返し、

大人しいながらも、日に日に大きくなって行く雛たち。

ホッと一安心。

 

今月に入り雛たちの動きも活発になり、

いつ飛んでもおかしくないくらいになっていました。

そして、気付いたら巣はもぬけの殻。

わ〜、飛び立つ瞬間見れなかった…残念。(涙)

 

ただ、例年の子達は、巣立って、

1〜3日でどこかの寝ぐらに旅立っていたのですが、

今年のツバメさん達は、早朝に出て行っては、

夜には、我が家に戻って来たのです。家族5羽揃って。

1週間、経ってもみんなで帰って来るので、

「ツバメさんも、人間と一緒で、新しい生活様式なのかしら?

 ソーシャルディスタンスを心掛け、

 集団ねぐらに行くのを避けているんじゃない?密になるからね。」

 

なんて。(笑)

 

昼間は、どこかに行ってしまって、姿を見ないツバメさん、

決まって夕方頃には、家の周りを旋回し、

木に止まった子ツバメちゃんに、親ツバメが餌を運んできていました。

飛ぶのは、かなり上手くなってきたけど、

餌を取るのは、まだまだ半人前なのでしょうね。

 

↑の写真は、子供達。

まだまだ尾っぽが、ツバメ独特の燕尾になっていません。

 

こちらが、お父ちゃん。おお、さすが美しい燕尾。

 

そして、日が落ちて、薄暗くなり始めると、寝床に。

でも、さすがに大きくなった子供たちには、

巣は小さくなっていたので、

何と、庭の梅の木の細い枝に止まって寝たり、

ご近所の金木犀に止まって寝ていたりしていました。

 

庭の木に至っては、玄関のすぐ前!

私たちが出入りして、横を通っていても逃げることはありません。

あんなに臆病だった子達なのに…

何ということでしょう。

 

お陰で、すごく間近で、観察することができました。

ありがとね。

 

こちら、梅の木に止まっているツバメちゃん。

一番上は、お母ちゃん。

その他は、子供達。

 

何ともかわいい…

多分この子は3男坊(飛び方が、まだ微妙…だったので)

 

ちなみに、木に止まっている写真がないお父ちゃんは、

元の巣の近くに刺さっている釘に、止まって、寝ています。

子育ての最中から、ず〜っと、そこがお父ちゃんの場所。

まるで、家族を守るように。(この頃は、一人だけ、雨風しのげる特等席)


そんなこんな毎日でしたが、

数日前、帰ってこなくなりました。

 

やっぱり、ツバメちゃんには新しい生活様式なんて関係なかったね。

集団ねぐらで、みんなで集まって、

ワイワイガヤガヤ、情報交換しながら、

身を寄せ合って寝るのがいいよね。

 

寂しいけど、楽しい毎日をありがとう。

 

さあ、渡りの時期まで、

餌をいっぱい食べて、体力付けて、頑張るんだよ。

そして、過酷な渡りを経て、また来年も帰って来てね。

待ってるよ。

 

今年も、平城宮跡の寝ぐらには、

そろそろツバメがたくさん集まりだしているみたい。

8月、また『鳥見の会〜寝ぐら入り観察〜』出来るかな…

もう少し、様子を見ながら、開催有無の判断をしたいと思います。

 

出来るといいな…

 

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