今年で5年目の開催となりましたが、
これほどお天気の心配をせずに迎えられたのは、はじめて!
両日、なんとも素晴らしい、秋晴れ。
まさにどんぐり拾い日和でした。
今年もガイドをして下さったのは、巨樹巨木の案内人、酒井二郎さん。
どんぐりの木のこと、森全体のことはもちろん、
春日山原始林、奈良公園などの歴史的背景など、
盛りだくさんの説明で、酒井さんのお話しを楽しみに
されているリピーターさんも多いと思います。
春日山原始林内にて、
どんぐりや殻斗(帽子)、葉っぱを観察したり、
樹形の説明に、ナラ枯れのお話を聞いたり。
もう少し大きくなったら、鹿に食べられる運命。
次世代の木々を守るため、柵を設けるなど少しずつ対策はされているものの、
まだまだごく一部。
春日山原始林の最大の問題です。
資料も見ながら、しっかりメモを取っておられます。
葉っぱに直接書いている方も。
確かにこれは後で間違えないですね。なるほど!
木彫りのどんぐりのプレゼント。
選ぶ順番は恒例のじゃんけん大会にて。
(シリブカガシ)
さあ、この後は、お待ちかねのどんぐりスイーツ。
回を重ねるごとに、バリエーションを増やして、
みなさんを愉しませてくれます。
(ちょっとピンボケ…)
こんなにたくさんのどんぐりの殻剥きをして下さったのだと、
ただただ感動です。
写真の他にも、スダジイの殻も大量でした。
まめすずさんのお話、酒井さんのお話、
みなさんの感想など、ほっこりとした時間でした。
心もお腹も満足。
それと同時に年々感じるのは、今ある事が、
来年も必ず続くとは限らないということ。
それだけに、身近にある様々な事に目を向けて、
そのひと時を大切にしたいと改めて思ったのです。
もし、それが無くなっても後悔しないように。
愉しみながらも、そんなことを感じた『どんぐりを学ぶ』。
皆さんは、どのように感じて下さったでしょう。
6時間半に及ぶ、どんぐり三昧の1日。
ご参加頂いた皆さん、お疲れ様でした!
スダジイ入りの甘酒(すみません写真がございません…)
スダジイ餡がたっぷり入ったケーキ、スダジイクッキー、
あと、ラム酒漬けマテバシイのケーキ
(5日は、リンゴも入ったナチュラルパイ、12日はショコラケーキ)
合計4品。
写真は、5日お菓子たち。
どれも滋味深く、大変美味しいお菓子でございました。