tomo ni yukashiki
どんぐり三昧の1日

ご報告が遅くなりましたが、

今年も2週にわたっての『どんぐりを学ぶ』無事に終了しました。

 

2日とも、心配されたお天気も

晴天とはなりませんでしたが、なんとか雨も降らず、

気温も暖かくてゆっくりとどんぐりを観察しながら

歩く事が出来ました。

 

今年は、台風の影響をもろに受けた原始林。

たくさんの木が倒木の被害を受け、

遊歩道が通行止になっていた時期もあったので、

「コースを短縮しなければいけないだろうか…」

と心配していましたが、なんとか解除されて

フルコースご案内できました。


今年の『どんぐりを学ぶ』の様子、続きにて。

今年もどんぐりのガイドをつとめて下さるのは酒井さん。

年々、植物に歴史、いろんな事の知識の引き出しが

増えていっているように思います。

 

まずは、原始林に入り、

原始林で見れるどんぐりの木を見て回りました。

 

こちらは、原始林1番を誇っていた

ツクバネガシの大木。

数年前に老木故に倒木の恐れがあったので切られることに。

しかも、ナラ枯れに。

よく見ると、切られた木から、数種類の違う木が生えています。

 

フェンスの向こうの木もツクバネガシ。

こちらもナラ枯れの被害に。

そして、このフェンスは、このツクバネガシの子孫を育てる為に作られたもの。

子孫を残す為、たくさんの実を落としますが、

芽が出ても鹿などの食害にあい若木が食べられてしまうのです。

それを防ぐための防護柵。

 

ちなみに、これがナラ枯れの原因。

カシノナガキクイムシ。

 

途中、いろんなところで倒木が。

奥の2本、今年の台風の被害にあった木々です。

これも、ツクバネガシ。

手前にはモミの巨木の切り株。

老木で倒木の危険がああり、遊歩道沿いという事もあり

伐採されたようです。

 

大きな木が無くなり、ぽっかり空いた空間があちらこちらに。

鬱蒼と薄暗いはずの森に、燦々と日が差しています。

明るくて、気持ちが良いけれど、本来の姿とは違う状態…

年々、本来の植生から変わってきているのが心配です。

 

これは、最も小さいどんぐり、ツブラジイ。

小さくて、丸くて、黒い、かわいいどんぐり。

 

こちらはツブラジイの殻斗(どんぐりが包まれている殻みたいなもの)なのですが、見事に真っ二つになって、中身が無くなっています。

これは、ムササビ君のしわざ。

本当、上手に食べますよね。食べてる姿、見てみたい…

 

原始林から降りて、奈良公園でお弁当。

お昼の時間には、酒井さんから参加者の皆さんにプレゼント。

写真はどんぐり人形。どんぐりストラップも毎年恒例。

リピーターの方たちの鞄には、どんどん増えていくどんぐりストラップ。

 

午後からは、平坦部の散策。

 

奈良公園は、紅葉がとても綺麗でした。

 

美味しいと言われるどんぐり、シリブカガシ(写真上)とスダジイ(写真下)を拾う風景。

美味しいと聞いたら、皆さん頑張って探します。

 

たくさんあるどんぐりの種類。

原始林と奈良公園では、13種類ほどのどんぐりが見れるのです。

今回、そのうちの11種類のどんぐりの木をご案内できました。

(後半、少し駆け足でのご案内になってしまいましたが、、、)

 

10時から15時まで散策し、少々お疲れがで始める頃、

待ちに待ったまめすずさんに。

 

美味しい美味しいお菓子の準備が整うまでに、

炒っただけのスダジイをご試食。

スダジイのそのままの味を味わって頂きます。

 

そして、待ちに待ったお菓子たち。

 

スダジイ入りのクッキースダジイがトッピングされた米粉のがんづき。

がんづき…宮城県や岩手県の郷土菓子、蒸しケーキみたいな感じ。

 

マテバシイのクランブルケーキ

あと、写真がないけど、スダジイのお汁粉で計4種類。

 

毎度のことながら盛りだくさん!

途中、調理方法や殻むき作業の際に感じたことなど、

丁寧に説明して下さったまめすずさん。

お話もお菓子も、どれもこれも味わい深くて、皆さん、

ご満足頂けたのではないでしょうか?

 

今年も無事に開催できた、この『どんぐりを学ぶ』。

1日掛かりなのに、いつもあっという間に時間が過ぎてしまいます。

いつも同じコースではありますが、毎年、森の様子は変化しているので、

この身近な自然を見守るように続けていければと思っています。

 

今回、ご参加頂いた皆さん。

いつもいつも楽しいガイドをして下さる、酒井さん。

美味しい美味しいどんぐり菓子を作ってくれるま、めすずさん。

本当に、お疲れ様でした!

そしてありがとうございました。

 

そしてそして、

たくさんの学びの場を与えてくれる自然に感謝。

 

それでは、また来年のこの時期に。

 

 

 

 

 

 

 

 

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